Kū a Lanakila!
Expressions of Sovereignty in Early Territorial Hawaiʻi, 1900-1920
Kū a Lanakila!
Expressions of Sovereignty in Early Territorial Hawaiʻi, 1900-1920
Kū a Lanakila!
Expressions of Sovereignty in Early-Territorial Hawaiʻi, 1900-1920
クー ア ラナキラ!
ハワイ準州初期に於けるハワイ王国の主権を主張する声 1900-1920年
2024年10月5日から2025年8月10日まで、特別展「クー ア ラナキラ! ハワイ準州初期に於けるハワイ主権国家を主張する声1900-1920年」が、ビショップミュージアムのJ.M.ロングギャラリーで開催されています。 本展は、王権擁護派と親米派が入り乱れ政情が混沌としていたハワイ準州樹立初期に、文化や政治を通して自らの存在と王国の主権を主張したカーナカ オーイヴィ(ネイティブハワイアン)の様々な勇姿を深く追求します。 厳選された展示物として、アフウラ(マント)、レイフル(鳥の羽根のレイ)、旗、そして支援する立候補者の名前やスローガンなどが印刷され、当時人々が好んで身につけたハンカチやリボンを含む史的価値の高い素晴らしい文化遺産が集結しています。 米合衆国併合という国政が激しく変動していった時の流れの中で、ネイティブハワイアンたちが自分たちのアイデンティティを守り抜き、主権喪失という大波乱を乗り越えていく行動力を示すために、どのように公式行事、スポーツイベント、政治活動に参加したかをテーマにご紹介します。
展示開催期間
2024年10月5日から
2025年8月10日まで
ミュージアム開館時間
午前9時~午後5時
感謝祭とクリスマスは閉館
対象年齢
全ての方
場所
J.M.ロングギャラリー
イメージ:フイ アロハ アーイナ バナー(旗)、1893‒1900年頃。 ビショップミュージアムの人類文化学部コレクション。 HH 944。 ブランドン・ナン撮影。Q 222171。
イメージ提供: ライブラリー&アーカイブズ: SP_41262, SP_97170, SP_41258, Q_222278
ビショップミュージアムの文化人類学部、及びライブラリー&アーカイブズに保管されている大変珍しいコレクションを展示することで、ネイティブハワイアンたちが苦難を乗り越える強靭さと激動する変化に適応していく姿を公開する本展は、ハワイ王国時代終焉とハワイアンルネッサンスと呼ばれる文化復興運動の芽生える時代の合間で現在ハワイアンホール内に展示のない空白期間の架け橋となる役割を果たします。 訪れる方は、アリイ(部族長)のリーダーシップ、さらに文化活動がいかに力強く息づいていったか学ぶことができます。 注目の展示物としては、ジョナ・クーヒオー・カラニアナオレ王子が製作依頼したハワイ固有種コアの原木を使用した約12メートルのカヌーや、人々の政治的関与と主権主張を物語る刺繍が施されたハンカチと政治啓蒙活動を目的としたリボンがあります。
クー ア ラナキラ! ハワイ準州初期に於けるハワイ主権国家を主張する声1900-1920年展は、ハワイの文化と政治に関する歴史を謳歌するだけでなく、大きな転換点となった歴史の空間を紐解き、ネイティブハワイアンの指導力と文化表現の継続にまつわる新しい視点を提供することで、ミュージアムの展示館ハワイアンホールを起点とした物語が更なる対話に広がっていく役割を果たすことになるでしょう。 生涯学習者、ミュージアムメンバー、またはネイティブハワイアンに関係するコミュニティの一員、皆さんのご来館の目的が何れにせよ、カーナカ オーイヴィ(ネイティブハワイアン)の不屈の精神とハワイの歴史に貢献をもたらした彼らの立派な働きを再考する本展を訪れ、共にその歩みを振り返ってみませんか。